テレビで千鳥の大悟さんが「新しい千円札が、一万円札みたいな顔してる」という話をしていて、まさに!と思った。
大悟さんが言っていたのは、北里柴三郎と渋沢栄一の単純な「顔」という話だったが....私としては「存在」という意味での「顔」がごちゃまぜになりそうになる。
原因は間違いなく、大きく目に入るのが漢数字から数字に変わったこと。
以前の一万円札と千円札は、パッと目に入るのが「壱」と「千」で全く違うから、脳内でサッと違いが分かったけれど、現在は両方「1」が大きく目に入るもんね....
お札が変わることで、自分がどうやって一瞬でお札を判別していたのかというのがよく分かった。
先日、人にお代として一万円を支払う機会があり、財布に入っていた新しい一万円札をかわいいポチ袋に入れて準備した。
さて渡そう....というところで急に「あれ?ホントに一万円入れたよな?千円札じゃないよな...?」と不安になった。
幸い、渡した方が目の前で確認してくださり...ちゃんと新しいお札の一万円札が入っていた。
現在は、最大6つのデザインのお札が財布に入っている状態。
ただでさえ現金で支払うことが非日常になっているので、以前よりも念入りに確認して支払わないといけないな....と思う。
40代の私でさえこんな風に思うのだから、高齢者は慣れるまで大変かもしれない。
そんな不便さに加えて「新一万円札の渋沢栄一は、正妻のほかにたくさんの女性を囲って不貞をおこなっていたので、結婚式のご祝儀には旧札の一万円札で包むべき」という話も聞いた。
これには正直.....バカじゃねぇの?と思う。