魔女の気持ち

とあるアラフォー女の胸の内

人生は続くから....そうは思うけれど傷つくのはいつも子供

何かあれば、たくさんの顔見えぬ者から暴露や非難をされてしまう有名人や芸能人って本当に大変だと思う。

 

犯罪ならまだしも....浮気や不倫などの「だらしない下半身」の話題は、出来事の割に大きな嫌悪感を持たれ、時には性癖なども公にされてしまい....自業自得とは言え少し気の毒である。

 

私自身は以前も書いたけれども、不倫はとても嫌だと思っている。

 

しかし、自分のパートナーでなければ「とても嫌」だと思うだけで、自分に無関係な誰かにそれ以上の感情はない。

 

 

ただ....お子さんがいる方の再婚のニュースは、今も昔も胸が痛む。

 

子供を引き取った側が「再婚を子供も応援してくれています!」と言っている場合も、子供を手放した側の場合も。

 

 

それはきっと...子供の頃の私の気持ちに、勝手に重ねてしまうから。

 

 

私の両親は離婚後、お互いに再婚した。

 

一緒に暮らす母が再婚した時は「女」である母に嫌悪感を感じたし、父が再婚した時は自分は父にとって「いらない子」になったような気がした。

 

もちろん、本当にうまくいっているステップファミリーはたくさんいると思うけれど....それでも親が再婚をした多くの子供の本心って「寂しい」だと思う。

 

そしてその気持ちは「自分以外の子供」が生まれた場合には、もっと大きいのではないかな?と思う。もうそれは本能として。

 

中村獅童さんが現在の奥様とのお子さんとTVに出ているのを見るといつも胸がチクリとするし、今日は東出昌大さんの再婚のニュースを見ながら、そんなことを一人思った。

 

 

 

もちろん、本人たちにしか分からないこともたくさんある。

 

他人がこうして勝手に胸を痛めるなんて余計なお世話なのも分かっている。

 

そして、誰だって自分の人生を好きに生きる権利はある。

 

失敗したり、人を傷つけてしまっても幸せになっていい...のだと思う。

 

だって、人生はまだまだ続くから。

 

 

でも...そんな大人の陰で、傷つくのはいつも子供。

 

傷ついた子供の立場としていつも願うことは....それならば「親と縁を切る」ということを法的に認めて欲しいなと思う。

 

夫婦は別れてしまえば他人だけれど....振り回されて、傷つけられても「親子だから」ということで尻拭いをしなければいけないこともあるから。

 

 

親が勝手にするならば、子も勝手にさせて欲しい。